トレステフォトコンテスト
「待ってろ富士山2021」
審査結果発表

たくさんのご応募を誠にありがとうございました。 応募総数1034点の中から選ばれた入賞作品を発表いたします。

 

総評

富士山の稜線は、時に男性的に時には女性美として一人一人の人間の精神史に堆積されゆく。その姿のあまりの完成度に、画家も写真家も実はとにかく難しい表現分野とされつづけている山。 動的に静的に美学と共にある大自然の起居は、人間の心を整え世俗の棘を抜く霊山。 質高い多数の写真を見ながら、撮影者の精神的飛翔とご苦労を感じ真剣に審査をした。 審査員とは翻ると他者の目線から逆に審査されることでもあり、出品者側に審査の基本条件を明確に教示するのが正道と考えあえて記述しておきます。 プロなる審査員は、形態(何を写したか)、形状(どんな状況か)、陰影(光と影の具合)、色彩(カラー・BWならグレー)、構図(全体バランス・アスペクト)、意図(コンセプト)、個性(類同性否定)、技術(適正化)等を、極限まで追い詰めていく。 類同作が多数ある場合、当然、そればかりを選出することはない。 他作と同じは脚底から阻むものとしてみる場合がある。 誰も写さなかった写真史、コンセプトの鮮明は独自性への尊敬。 UP(アップ)+MS(ミディアムショット)+FS(フルショット)+LS(ロングショット)=10作品のバランス選出。 故に入賞しなくても写真に途切れずにいて欲しい。コンテストとはそういう世界のものですから。
(フォト部門審査員長:池谷 俊一)

 

フォト部門
グランプリ
(JA御殿場賞)